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7月8日、当社が施工を担当しております「北上川下流大崎管内維持工事」の一環として、国土交通省北上川下流河川事務所との連携のもと、大崎市古川の江合川堤防において「温水除草システム」の実証実験を開始いたしました。
この取り組みは、当社からの提案により実現したもので、河川堤防の維持管理において、ブロックの隙間など、従来の草刈り機では除草が困難な箇所が存在します。これらの場所では、炎天下での手作業に頼らざるを得ず、作業員の身体的負担や安全面での課題がありました。
今回導入した「温水除草システム」は、100℃近い高温水を雑草の根元に直接散布し、熱によって根のタンパク質構造を破壊し枯死させる技術です。除草剤を一切使用しないため、周辺環境への負荷が極めて低く、またバイオディーゼル燃料の使用も可能で、環境に優しい持続可能な除草方法として期待されています。
本実証実験を通じて、除草効果や持続性を定点観測し、従来の工法と比較して省力化や環境負荷低減の効果を客観的に検証してまいります。
金原土建は、今後も新しい技術や工法を積極的に導入し、作業の効率化と安全性の向上、そして自然環境との共生を目指すインフラ整備に貢献してまいります。
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